· 

たまに顔を出すと

今回脚本担当の山谷です。

 

今回の公演は役者さん向けのワークショップから派生した公演です。

というか、空間ベクトルそのものがそういう集団です。

 

役者さんが稽古場で色々試せるように、早めに台本を持って稽古をやりたい、というお話が演出家さんからあったため、実は台本は10月の上旬に一旦上がって、演出家さんや役者さんにはお渡ししていました。

私は書き終えた本はあまりなんども読み返さずに一旦忘れてしまうことにしています。

なんども読み返してしまうと、自分の本を客観的に読めなくなってしまうので……。

そんなわけで、たまに稽古場に顔を出すと、不思議と発見があります。自分で書いた本なのに!

文字で見るのと、人に読んで演じてもらうのは全然違うものですね。

もちろん台本ですから、誰かが読んでもらうことを想定してるつもりなんですけど!

 

イメージが決まりきっているセリフより演じ手によっていろんな表情が出るセリフをかけるようになりたいですねー。